Alex Henry Fosterの創作アトリエThe Fabrikにて製作、プリントされました。
特徴:
- ハンドディップ・インセンススティック
- イランイラン-タンジェリンの香り
内容:
- インセンスディッシュ(1枚)
- インセンススティック(10本)
インセンスディッシュ&スティックについて:
ご自宅にAlex Henry Fosterシグナチャーの香りをどうぞ。このインセンススティックは、100%天然のレシピで、純粋なイランイラン&タンジェリン・エッセンシャルオイルにハンドディップして作られました。スティックの先を燃やし、炎を吹き消して下さい。各スティックの燃焼時間は約30分です。インセンスディッシュと一緒にお使いください。無人の部屋、または隙間風が吹く場所に置いたままにしないで下さい。ペットやお子様の手が届かない場所で保管して下さい。
“Kimiyo”コレクションのために作られました:
はじめプロジェクトは、レムリンによってインストゥルメンタル·アルバムとして進められていました。歌を入れるというアイディアが持ち上がったとき、フォスターはまだ囁く程度にしか声が出なかったため、むしろ何度かコラボレーション経験もある(Your Favorite Enemies時代に遡る)Momokaを誘って、彼のプロジェクトの最初の声となってもらってはどうかという提案が出ました。それがのちに『Kimiyo』とタイトル付けられるアルバムになりますが、当初、彼女は自分がその中心になるとは思いもしませんでした。
"ずっとMomokaと一緒に何かやりたいとは思っていたんだ。彼女はとてもユニークな精神を持っていて、インスピレーションに溢れ、洞察力に富んだ人でね。人生、特に精神性について共通した視点を持っているけれど、何よりも、彼女は素晴らしいアーティストで、とても称賛している。スケッチした曲を僕自身が歌うのは難しいとはっきりした時、このプロジェクトの精神を伝えられるのはMomokaしかいないだろうと思った。
『Kimiyo』の詩がプロジェクト全体を支える核だったけど、詩を彼女なりに意訳して、彼女の母国語で表現して欲しかったんだ。そうすれば、僕の声を代弁するでも、僕の言葉が伝えたかもしれない意味を真似る必要もなくなる。僕らはキャンバスをセットし、カラーパレットを開いたけど、彼女自身が筆を持ち、表現したんだ"とフォスターは語っています。
物語の中の物語として見なされた『Kimiyo』は複数に重なったテーマを持つ作品へと開花しました。アルバムは2010年にフォスターが日本で出会った人たちの証言にインスピレーションを受けており、『Kimiyo』のメインの物語は、出会ったあと数年経ってからフォスターがメッセージを通して知った、ある若い女性の新しい自分を見つける旅にフォーカスを当てています。
彼女は人生を諦めようとしていたところ、自分が望まない妊娠をしていることを知りました。命を断つという考えも、新しい命を授かっているということも、自分の中で整理がつかず、大きくなっていくお腹の中にいる命を憎むようになりますが、赤ちゃんがお腹の中で動くのを感じ始めたときから、自分の現在と未来への希望が芽生え始めました。
そして、これまでどこにもないと思っていた(特に自分の中には)生きる目的を見つけ、自分自身の人生を思い描くようになりました。しかし、流産によって子どもを失い、再び空虚感が訪れますが、この時は以前とは何かが違っていました。彼女は、幸せとは心と魂の尺度であり、目的を受け入れることは、自分の中から成⻑していくものだと学んだのです。しかし、一本の木があまりにも頻繁に森の美しい茂みを隠してしまう一方で、隠すことができないほどに明るく輝く光も存在することをAlex Henry Fosterはさらけ出しています。